私たちについて
限界を破りたい【KIDS ARE ALRIGHT project】
初めまして、だれでもつながれる子どもの居場所づくりを目指す【KIDS ARE ALRIGHT】です!
代表の宮川と副代表の鈴木は、被災者支援活動、経済的に困窮した世帯の子ども支援、子ども食堂、フリースクールなどの活動を経験し、子どもを取り巻く様々な課題を目にしてきました。
日本の子どもの周囲には、貧困、児童虐待、不登校、ヤングケアラー等様々な課題が存在します。
それら一つひとつに対処するための活動に取り組む中で、それぞれの限界や壁に当たり、悔しい思いを抱くこともありました。
これらの限界を破りたい。
その思いから団体を立ち上げ、【KIDS ARE ALRIGHT project】を運営していきたいと考えています。
「子どもたちは大丈夫!」な社会を作りたい
子どもの虐待、貧困、不登校の課題…その全てを解決することは、私たちにはできません。
だからこそ、まずは私たちの手の届く範囲の子どもたちが、つながりたい時につながれて、頼りたい時に頼れて、大人になるためのサポートを受けられる、そんな場所を開きたい。
全ての問題を解決することはできないけれど、問題を抱えても「子どもたちは大丈夫!」な社会を作りたい。
それがKIDS ARE ALRIGHT projectです。
「ぷれすた」で「気づかない」を変えたい
子どもの周りにある課題は、「気づかない」ことには改善できません。これまで私たちが経験してきた、学習支援・フリースクール・子ども食堂等の活動では、「勉強するために集まろう」「困っている人はおいで」「いっしょにごはんを食べよう」とアプローチしてきました。しかしそれだけではつながることのできない子どももたくさんいることに気づきました。
だからこそ私たちは団体の第一歩として、多様な子どもの課題に「気づき」、支援することができる拠点として子どもの居場所「ぷれすた」を開設します。
「ぷれすた」はこどもの育ちに必要な「Playing (遊び) とStudying(学び)からの造語です。
「みんなが来られて、つながり、気づくことのできる場所とはどんな場所だろう?」その問いから、私たちは「ぷれすた」の仕組みを考えました。
はじめは、どんな子どもでも気軽に遊びに来られる地域の駄菓子屋として子ども・保護者と関係性をつくり、ニーズを確認しながら放課後の児童預かり・学習塾・不登校支援事業につなげていきます。
そして、将来的には「ぷれすた」を地域の小学校区に複数展開し、宿泊機能のある子どもシェルターや多様な子どもを高卒まで導くことのできる通信制高校の開設を計画しています。
堅苦しさを排除し、どんなこどももつながり、気づき、支えられる地域の子ども支援の総合拠点として、行政にも民間企業にもこれまでに実現されたことのない子どもの居場所のモデルを作る、それがKIDS ARE ALRIGHTの目指す未来です。